2006年 11月 19日
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by claudiacardinare
| 2006-11-19 23:12
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2006年 11月 14日
Borat : Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan by Larry Charles 2006 UK
![]() ![]() このBorat役のサーシャ・バロン・コーエンは人気英国人コメディアン。本人もユダヤ人でケンブリッジ大でユダヤ史先攻だったそうだ。彼には持ちネタのキャラが3つあり、イギリスはウエストスタイナー出身のジャーナリストのAli G、 オーストリア人気性の激しいゲイのファッションレポーターのBruno、そしてカザフスタンのジャーナリストBoratだそうだ。しかしここまでポリティカリー・インコレクトを逆手にとってくれるとホント痛感!勿論カザフスタン共和国ではこの映画は上映禁止らしく政府も我が国はこんな野蛮ではないとコメントを出していたそうですが、後サーシャ・バロン・コーエンを正式にカザフスタンに招いたそうです。ブラックジョーク好きの方にとてもお勧めの一本です。 ▲
by claudiacardinare
| 2006-11-14 23:00
| 新作映画
2006年 11月 06日
Babel by Alejandro Gonzales Inarritu 2006 US
![]() モロッコ、サンディエゴ、メキシコそして東京で物語は同時進行する。第1話:モロッコを旅する夫婦(ケイト・ブランチェット/ブラッド・ピッド)、お互いの関係を修復しようとこの旅にでかけたが砂漠を移動中のバスの中で妻は偶然にも狙撃され重傷を負う。そしてモロッコの僻地にある村へと運ばれる。 ![]() ![]() 「アモーレス・ペレス」や「21グラム」を見ていたので、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督はとことん暗い部分を追求し、又残虐な部分もあるだろうと予想はしていたがやはり容赦なく登場人物達を陥れその姿をえぐり出していた。しかしながらその後に見えてくるのは個々の人間性であった。「オイディプス」をなんとなく思い出され一種ギリシャ神話に近いものを感じたが、違う点は最後に現実の中での光を添えている事だった。とにかくパワフルである。終わった直後よりも少し後で色々考えたくなる作品でした。(という事でまだ考えがまとまってません) 今年度カンヌ映画祭で監督賞を受賞。 ▲
by claudiacardinare
| 2006-11-06 11:59
| 新作映画
2006年 11月 02日
Marie Antoinette by Sophia Coppola 2006 USA
![]() ![]() 14歳で嫁いだ小娘が豪華絢爛何一つ不自由無い世界に舞い込んだら勿論こうなるだろうと、素直に感じさせた部分は奇麗にみずみずしく演出されていたが、それに視点が置かれすぎて見ているうちにだんだんと退屈になった。まあ多分こんな生活をいつも宮廷でしていたら退屈になるんだろうなーと思いながら、後半革命の時を期待しつつ見続けたがイマイチ深く切り込めずそのまま終わってしまった。感想はというと、少女が抱くアントワネットへのファンタジーをそのまま描いた作品だった。だから物足りないのよね。しかしながら美術と衣装は素晴らしい。ベルサイユが珍しくロケーションとして撮影を許可し、マノロ・ブラニックがデザインした靴も奇麗で、出てくるお菓子がなんともいえなく美味しそうだった。美術はKKパーレット、衣装はキューブリックの「バリー・リンドン」も担当したミレーナ・カノネロ。 当時のフランスはとにかくご馳走が凄かったらしい。宴では鶏200羽、キジ200羽、豚200頭、お菓子2000個、ワイン1000本・・・とこんなの序の口だったそうだ。このマリー・アントワネットとルイ16世の結婚式で財政が悪化したとか。またベルサイユ宮殿ではみな垂れ流しで糞尿をしていたので、素晴らしい内装で凄いご馳走を強烈な悪臭の中でほおばるという想像を絶する環境で毎晩晩餐をしていた訳だ。これじゃぁファンタジーも何もないですよね。 ![]() ▲
by claudiacardinare
| 2006-11-02 10:47
| 新作映画
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