• フォロー|
  • ログイン|
  • ブログを作る!(無料)

「Cinema the World」の更新通知を受け取る場合はここをクリック

Cinema the World

claudia.exblog.jp
ブログトップ

映画に対して好きな事を言わせてもらうページ
by claudiacardinare
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る
カテゴリ
全体
新作映画
ようやく書けた映画批評
批評をかく暇がない映画
著書
食
オペラ/コンサート
誰がこれを書いているのか?
未分類
以前の記事
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
more...
ライフログ

8 1/2


ラストタンゴ・イン・パリ〈オリジナル無修正版〉


新宿泥棒日記


時計じかけのオレンジ


軽蔑


山猫 イタリア語・完全復元版


惑星ソラリス


黒いオルフェ ニュープリント ポルトガル版


Rachmaninov: The


ワーグナー:神々の黄昏


なしくずしの死〈上〉


なしくずしの死〈下〉


シーシュポスの神話


利己的な遺伝子

その他のジャンル
  • 1 コレクション
  • 2 スピリチュアル
  • 3 ネット・IT技術
  • 4 ボランティア
  • 5 部活・サークル
  • 6 健康・医療
  • 7 政治・経済
  • 8 ブログ
  • 9 教育・学校
  • 10 金融・マネー
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
エキサイト
XML | ATOM

Powered by Excite Blog

個人情報保護
情報取得について
免責事項

<   2006年 11月 ( 4 )   > この月の画像一覧

  • お知らせ
    [ 2006-11 -19 23:12 ]
  • Borat:Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan
    [ 2006-11 -14 23:00 ]
  • Babel
    [ 2006-11 -06 11:59 ]
  • Marie Antoinette
    [ 2006-11 -02 10:47 ]
1
2006年 11月 19日

お知らせ

いつも遊びにきていただき有り難うございます。
新しいサイトに引っ越しましたので宜しくお願いします。
C.C

http://cinematheworld.blogspot.com/
▲ by claudiacardinare | 2006-11-19 23:12
2006年 11月 14日

Borat:Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan

Borat : Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstan by Larry Charles 2006 UK

e0060525_23345448.jpg全米でここ2週間連続興行成績1位、ヨーロッパでも話題沸騰のスードードキュメンタリースタイル・コメディー。抱腹絶倒、見ている間中涙を流しながら笑いこけていた。この長ったらしい英語タイトルを日本語にすると「ボラット:栄光なる国家カザフスタン共和国に恩恵をもたらす為のアメリカの文化学習」とでもいえるのでしょうか???

e0060525_2335332.jpgカザフスタンのテレビジャーナリストBorat (Sacha Baron Cohen) がアメリカの文化習慣のドキュメンタリーを作成する為にNYにやってくる。田舎者丸出しのBoratは「アメリカでは女性は奴隷でないのか?」「動物愛護??ハッハッハッ!!」とへったくそな英語で素直にそのまま言ってしまう男尊女卑、人種差別等とアメリカでタブー視されている要素をそのまま持った人間。ホテルのTVで見たパツキンのパメラ・アンダーソンに一目惚れし結婚を申し込む為わずかながらのバジェットでアメリカ南部を車で横断を決行する。その途中でフェミニスト団体、政治家、ユダヤ人経営の旅館、福音派教会、ロデオ会場などを訪ね、Boratはこんな事言っていいの????やばいんじゃない??と会う人にぎりぎり線以上の発言を浴びせる。最初相手はこの紀元前の世界から来たへったくそな英語をしゃべる頭の弱そうなカザフスタンの田舎者と呆れているがそのうち Boratのあまりのひどさに態度に変化が・・・。ここまでするというくらいに自虐的な内容。見ていてハラハラするがあまりのおかしさに笑いが止まらず、見終わった後そうとうの疲労感を感じてしまった。

このBorat役のサーシャ・バロン・コーエンは人気英国人コメディアン。本人もユダヤ人でケンブリッジ大でユダヤ史先攻だったそうだ。彼には持ちネタのキャラが3つあり、イギリスはウエストスタイナー出身のジャーナリストのAli G、 オーストリア人気性の激しいゲイのファッションレポーターのBruno、そしてカザフスタンのジャーナリストBoratだそうだ。しかしここまでポリティカリー・インコレクトを逆手にとってくれるとホント痛感!勿論カザフスタン共和国ではこの映画は上映禁止らしく政府も我が国はこんな野蛮ではないとコメントを出していたそうですが、後サーシャ・バロン・コーエンを正式にカザフスタンに招いたそうです。ブラックジョーク好きの方にとてもお勧めの一本です。
▲ by claudiacardinare | 2006-11-14 23:00 | 新作映画
2006年 11月 06日

Babel

Babel by Alejandro Gonzales Inarritu 2006 US

e0060525_12543738.jpg今年一番期待していた作品をやっと観賞する事が出来た。「バベル」全地が一つの言語であった頃バビロニアの人々が建築技術を誇る為に天に届く塔を建設しようとし神の怒りに触れ人々の言語は混乱し互いに理解出来ないようになり塔の建設が終わったと旧約聖書、創世記第11章にある。タイトルの通りこの作品の内容はバベルでありまた無意識の中の関連性である。

モロッコ、サンディエゴ、メキシコそして東京で物語は同時進行する。第1話:モロッコを旅する夫婦(ケイト・ブランチェット/ブラッド・ピッド)、お互いの関係を修復しようとこの旅にでかけたが砂漠を移動中のバスの中で妻は偶然にも狙撃され重傷を負う。そしてモロッコの僻地にある村へと運ばれる。e0060525_12551766.jpg第2話:モロッコの荒れ地にすむ家族、2人の兄弟は羊の放牧を担当している。ジャッカルが羊を食い荒らすため父親はライフルを近所から購入する。第3話:サンディエゴにすむメキシコ人のベビーシッターは大家の2人の子供を生まれて以来長年世話をしている。ベビーシッターは息子の結婚式のためメキシコに1日戻る予定だったが都合が付かず帰って来れなくなった実親に頼まれ子供達の面倒を見る事になる。そしてベビーシッターは子供達をメキシコに同伴する事を決め、おい(ガエル・ガルシア・ベルナル)の車の迎えでメキシコへと向かう。e0060525_1255493.jpg第4話:聾唖の千恵子(菊池凛子)は炸裂するティーンの時期を迎え父親(役所広司)と衝突しがちである。ある日千恵子の前に刑事が現れる。刑事は彼女の父親と会って話がしたいと告げる。この4つの物語が錯綜し結末へと続く。

「アモーレス・ペレス」や「21グラム」を見ていたので、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督はとことん暗い部分を追求し、又残虐な部分もあるだろうと予想はしていたがやはり容赦なく登場人物達を陥れその姿をえぐり出していた。しかしながらその後に見えてくるのは個々の人間性であった。「オイディプス」をなんとなく思い出され一種ギリシャ神話に近いものを感じたが、違う点は最後に現実の中での光を添えている事だった。とにかくパワフルである。終わった直後よりも少し後で色々考えたくなる作品でした。(という事でまだ考えがまとまってません)

今年度カンヌ映画祭で監督賞を受賞。
▲ by claudiacardinare | 2006-11-06 11:59 | 新作映画
2006年 11月 02日

Marie Antoinette

Marie Antoinette by Sophia Coppola 2006 USA

e0060525_1121641.jpg1770年14歳でフランスはルイ16世に嫁ぎ18歳でフランス王妃に即位、その後1793年フランス革命時に断頭台で命を落としたマリー・アントワネットの生涯を綴った作品。ソフィア・コッポラの第3作目である。

e0060525_11213935.jpgアメリカやイギリスではその衣装が注目されファッション誌ではフランス・ブルボン朝の特集が目白押し。また今年のハローウィンの大人の人気コスチュームもブルボン朝衣装だったとか。(そんな奇麗な格好をした人には残念ながら遭遇しませんでした)番宣を見たときからロック調のマリー・アントワネットに興味を持っていたがどうせガーリーテイストの表面的な内容だろうと思ってみたら、半々だった。

14歳で嫁いだ小娘が豪華絢爛何一つ不自由無い世界に舞い込んだら勿論こうなるだろうと、素直に感じさせた部分は奇麗にみずみずしく演出されていたが、それに視点が置かれすぎて見ているうちにだんだんと退屈になった。まあ多分こんな生活をいつも宮廷でしていたら退屈になるんだろうなーと思いながら、後半革命の時を期待しつつ見続けたがイマイチ深く切り込めずそのまま終わってしまった。感想はというと、少女が抱くアントワネットへのファンタジーをそのまま描いた作品だった。だから物足りないのよね。しかしながら美術と衣装は素晴らしい。ベルサイユが珍しくロケーションとして撮影を許可し、マノロ・ブラニックがデザインした靴も奇麗で、出てくるお菓子がなんともいえなく美味しそうだった。美術はKKパーレット、衣装はキューブリックの「バリー・リンドン」も担当したミレーナ・カノネロ。

当時のフランスはとにかくご馳走が凄かったらしい。宴では鶏200羽、キジ200羽、豚200頭、お菓子2000個、ワイン1000本・・・とこんなの序の口だったそうだ。このマリー・アントワネットとルイ16世の結婚式で財政が悪化したとか。またベルサイユ宮殿ではみな垂れ流しで糞尿をしていたので、素晴らしい内装で凄いご馳走を強烈な悪臭の中でほおばるという想像を絶する環境で毎晩晩餐をしていた訳だ。これじゃぁファンタジーも何もないですよね。

e0060525_11221433.jpgあと一つ付け加えるとマリー・アントワネット役のKristen Dunstはよかった。彼女はコッポラの処女作「Virgin Suicide」にも出ていたがなかなかいい使われ方だった。「Lost in Translation」のScarlett Johanssonもそうだがコッポラは若手女優を上手く映し出す才に長けている。まあコッポラが歳をとったらどういう演出になっていくのかが楽しみです。
▲ by claudiacardinare | 2006-11-02 10:47 | 新作映画
1

ファン申請

※ メッセージを入力してください