Cinema the World2007-02-27T07:43:33+09:00claudiacardinare映画に対して好きな事を言わせてもらうページExcite Blogお知らせhttp://claudia.exblog.jp/4579655/2006-11-19T23:12:00+09:002007-02-27T07:43:33+09:002006-11-19T23:12:00+09:00claudiacardinare未分類
新しいサイトに引っ越しましたので宜しくお願いします。
C.C
http://cinematheworld.blogspot.com/]]>Borat:Cultural Learnings of America for Make Benefit Glorious Nation of Kazakhstanhttp://claudia.exblog.jp/4550159/2006-11-14T23:00:00+09:002006-11-15T02:55:08+09:002006-11-14T23:37:47+09:00claudiacardinare新作映画
全米でここ2週間連続興行成績1位、ヨーロッパでも話題沸騰のスードードキュメンタリースタイル・コメディー。抱腹絶倒、見ている間中涙を流しながら笑いこけていた。この長ったらしい英語タイトルを日本語にすると「ボラット:栄光なる国家カザフスタン共和国に恩恵をもたらす為のアメリカの文化学習」とでもいえるのでしょうか???
ノースダコタ州デビルズ・レイクで毎年夏に開かれるKids Fire Summer Camp。ここには全米、全世界の福音宣教会信者家庭からの子供達が送られてくる。フィッシャー女史の使命はGod's Armyを作る事、そのため子供達を特訓するのである。女史いわく、イスラムでは子供を幼少時から教育しイスラム教徒を育てている、だからキリスト教もそうありたいという。キャンプでは子供達に原罪を懺悔させ、中絶反対を解き、ハリーポッターは死ぬべきだといい、キリスト教を推進するブッシュを子供達と奉り、ヨハネの黙示録を信じているためグローバルウォーミングは問題ないと子供達に教え、アメリカはキリスト教精神に基づいて建国されたと教える。その行程は歌い、踊り、懺悔、泣きまくり、喜び、メンバーの言葉に賛同し、陶酔状態そのものを経験させる方法である。そして子供達はキリスト教ロックを聞き、子供ながら驚く程雄弁にキリストを語り、外では宣教活動にいそしむ。
またもやサブ情報ですが、アメリカでは来週から「Infamous」が公開されます。これはカポーティの「冷血」執筆を追った内容。????アカデミー賞を受賞したホフマン主演の「Capote」と同じです。????なぜなに???ですがカポーティ役にはトビー・ジョーンズ(ホフマンの後にこの役をするとは!肝が据わってますねぇ)、犯人のペリー役はなんとダニエル・クレイグ、他にサンドラ・バロック、グエニス・パトロー、シゴーニ・ウェバー、イザベラ・ロッセリーニとキャスティングは凄いのです。番宣を観ましたがやっぱり????なんで????です。]]>Withnail and Ihttp://claudia.exblog.jp/4281983/2006-10-07T21:23:00+09:002006-11-18T23:40:14+09:002006-10-07T21:47:48+09:00claudiacardinareようやく書けた映画批評
イギリスでカルト的人気のある「Withnail and I 」を観た。アッパークラス出身のWithnail (Richard E Grand) とグラマースクール出のMarwood (Paul McGrann)。(アッパークラスでない普通の出来のいい子が行く学校)1969年ロンドンはカムデンタウンのフラットに住む貧乏役者のこの二人はドラッグに溺れながら60−70年代カルチャーをそのまま体現するが、Marwoodは現実の世界へと脱皮していく。
3部はアントニオーニの「The Dangerous Thread of Things」イタリア海岸沿いでの若者男女3人の愛の葛藤の物語とでもいうんでしょうか、これぞイタリアエロスの表現という内容でした。(何をいっているのかわからないでしょうが、ソフィア・ローレン、モニカ・ベルッチ級の肉体美を見せつけられたというのが感想です)でもふと考えると歳老いたアントニオーニの肉体へのノスタルジアなのでしょうか。彼のエロスは生命力だと思います。
見終わった後はあまりピンときませんでしたが、年代、文化の違う3人の思うエロスの対比が結構個人のバックグラウンドを象徴しているように後になって思えてきました。この映画もしかしたら面白かったのかもしれない。]]>The Queenhttp://claudia.exblog.jp/4201906/2006-09-24T09:01:00+09:002006-11-18T23:36:17+09:002006-09-24T10:05:00+09:00claudiacardinare新作映画
The Queenこと女王陛下のエリザベス2世。1997年ダイアナが交通事故で急死、盛り上がる一般英国市民の悲しみとそして女王への批判が高まる中でのエリザベス女王の葛藤を描いたドラマ。というととてもシリアスな重い内容だと思えるが実はコメディー要素も取り入れ結構笑える映画であった。またそのコメディー部分から英国の気質もかいま見る事が出来た。
ホワイト・トラッシュを演じさせるとピカイチなのは「Boys don't Cry」や「ミリオンダラー・ベイビー」のヒラリー・スワンク。ジュリア・ロバーツなんかもトラッシュ系の役がはまっている。「Erin Brockovich」や「Pretty Woman」ではいい味をだしているが、題名を覚えていない映画で修道女役の彼女を見たときはまったく魅力が発揮されてていなかった。オスカー最多受賞の女優メリル・ストリープも身勝手な女の役をさせるといいがコメディーを挑戦したときはまったくだめだった。俳優にははまり役というのがあるが、まあケイト・ブランチェットに関して言えば役を選ばない特異な役者なのだろう。]]>The Wind that Shakes the Barleyhttp://claudia.exblog.jp/3852233/2006-07-21T16:40:00+09:002006-11-16T04:47:53+09:002006-07-21T17:20:58+09:00claudiacardinare新作映画
今年度カンヌ・パルムドール受賞作品。回りのイギリス人数名にこの映画行かない?と誘ったら「アンチ・イギリス映画だ」と一蹴されてしまった。見終わった後、「君達!それは全く違っているよ」と皆にメールを送りつけてやった次第です。という訳でイギリスvsアイルランドだけの領域にとどまらない、人類の悲しいかな繰り返されてやまない殺戮という運命を深く表現した作品でした。
話は1919年アイルランド、医学を目指すためロンドンに旅立とうとするダミアン(Cillian Murphy)、一方アイルランド独立運動ゲリラ活動に身を捧げる兄ティディー(Padraic Delaney)、英国治安部隊Black and Tansの容赦ない仕打ちを目にしたダミアンはゲリラ活動に身を投じる。2人は戦闘、拷問、裏切りと他のメンバーと共に戦い状況を切り抜けて行く。1921年英アイルランド条約が結ばれ戦火は終結するようにみえるが、完全独立を目指す派と条約推進派の間で内線が勃発。それまで戦火を共に切り抜けてきたこの兄弟が今度は敵対する事となる。
ケン・ローチはこの作品をイラクに重ねているとインタビューで言っていました。確かにこのような歴史の流れはイラクだけではなく独立運動を経験した多くの国で起きています。アメリカもしかり。一時は同士であったものの、アイデオロジーがずれると敵味方になってしまう。そして解決方法は暴力に委ねられる。動物ではアイデオロジーが違うからといって喧嘩になりませんからね。これは高等な脳を持った人間の抱かえる苦悩であり、しかしながら一方高等な脳を持っているからこそ解決策を見つけ出す事が出来ると信じたくなる映画でした。ずっしりきています。]]>Memories of Murderhttp://claudia.exblog.jp/3818026/2006-07-15T18:42:00+09:002006-11-16T04:47:05+09:002006-07-15T19:05:09+09:00claudiacardinareようやく書けた映画批評
今年度カンヌでボン・ジュノ監督の「モンスター」がスタンディングオベーションを受けたと聞いたので一度もこの監督の作品を見た事がない私は早速「殺人の記憶」を見てみました。はじめはふーんこんなものかぁと思っていたが、映画が進行するに連れて話に重みが出てきて、全体としてみるとインパクトがあり面白かった。韓国地方都市で起きる連続殺人事件、これを担当する地元刑事パク、そしてソウルから援護にきたエリート刑事ソ。この2人の性格は対照的。荒削りで出鱈目捜査のパク、そして洗練された操作方法のソだが、事件が錯綜し糾明出来ずの状態に陥った時この2人の刑事の根本的な性質が逆転する。様々な伏線が集合しこのクライマックスを築く、この流れが非常に面白かった。
「モンスター」はタイトルの通り怪獣映画だそう。この監督だから「キングコング」などとは違ったテイスト、どちらかというと円谷プロダクション系かゴジラかというテイストだと想像出来る。「殺人の記憶」が面白かったのでまあ見てみたい気がします。]]>Turandothttp://claudia.exblog.jp/3790116/2006-07-10T21:00:00+09:002006-11-02T13:43:40+09:002006-07-10T21:47:03+09:00claudiacardinareオペラ/コンサート
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